こんにちは。
ジュンタローです。
少年サッカーの現場では、特にお母さんから
「試合のあとになんて声をかけたらいいのかわからない」
「もっと練習をしてほしいんだけどなんて言ったらやる気になるの?」
などと聞かれることがよくあります。
目的はみんな同じ。
・もっとじょうずになってほしい!
・チームで活躍する子になってほしい!
・トレセンに合格してほしい!
ということですよね?
そこで、今回は「親のこどもへの口出し」について、
書いてみたいと思います。
親の口出しってそもそも必要?
いきなり過激なサブタイトルですみません(汗)
こどもにとって、サッカーでの親からの声かけ、口出しってどうなんでしょうね。
「わかってるよ。。。」
「うっせーなぁ。。。」
「そんなに言わなくても。。。ショボン」
って感じかな?
それでも、
親としては何か言ってあげたい!
何か言わなきゃいけない!
言わないとなっとくできない!
という感じでしょうか。
そう、
親の口出しは<自己満足>なのです。
ごめんなさい!
「コミュニケーション」とは?
一般的に、
伝える側の一方通行ではなく、
聞く側もきちんと理解してはじめて
「コミュニケーション」が成立すると言われています。
チーム練習の場面で、
また、練習が終わったあとのミーティングの場面で
コーチが長々と話をしていて選手がぜんぜん話を聞いていない
こんな場面をよく目にします。
(息子のチームでもあるんです。。。)
その後、コーチが
「さっき言ったじゃないか!」
「何回おなじことを言わせるんだ!」
と怒っている場面も。
コーチが
話した!
伝えた!
と思ったことでも、
こどもが聞いていなければ(理解していなければ)
それは伝えたことにはなりませんよね。
厳しい言い方ですが、これもコーチの
<自己満足>
でしかないと思います。
そもそも、
こどもはたくさんのことを覚えていられない
んです。。。
こどもにたいしては、
一日1つ。
多くても2つまで。
それも
・シンプル(カンタンに)
・ショート(みじかく)
・クリア(わかりやすく)
に伝えることが大切です。
親の口出しも同じ。
言いたいことがヤマほどあるのは承知。
僕も同じです。
どんな口出しのしかたがいいの?
親の<自己満足>とはいえ、
こどもが聞いてくれる(聞き入れてくれる)
口出し(声かけ)ってどうすればいいのでしょう?
我が家では、
「質問形式」
にしています。
僕が話したいこと、伝えたいことを
こどもから言わせるよう導く!
うまくいかなかったことがあれば、
「○○はあのとき、なにがしたかったの?」
(息子のこたえ)
「そうか。そうしたかったんだな」
「で、どうだった?」
(うまくいかなかった事実を再確認)
「そうか。××だったんだな」
「じゃあ、次におなじ場面があったらどうする?」
(息子のこたえ)
「そうか! じゃあ またチャレンジしような!」
このとき、
息子のこたえが自分の言いたいことでなかった場合でも
否定はしない。
一旦受け入れたあとで
「パパはこう思うよ!」
とシンプルに伝える。
それで十分ではないでしょうか。
こんなやりとりを息子とは繰り返し、
忘れていることももちろんありますが、
「本人の口から言わせるよう導く」
アプローチを日々続けています。
スポンサーリンク母親の悩み。。。
別の悩みで、お母さんたちからは
「ママに何がわかるの?」
「サッカーしらないくせに!」
とこどもに言われてしまうこと、ありますよね。
こどもも、ある程度の年齢に達すると
母親からのアドバイスに抵抗が出てくるものです。
それも
【自立・成長の過程】
ですので、逆に喜ぶべきものかもしれませんね。
それでも、
お母さんとしてもなにかをしてあげたい!
という気持ちも十分わかります。うんうん。
そんなときは、
プレーについて口出しするというよりは、
「○○、楽しそうだったね!」
「シュートが決まらいで悔しそうにしてたけど、ママは○○の笑っている顔が大好きだよ!」
など、感情の部分に寄り添ってみてはいかがでしょうか。
「ママにサッカーなんてできないでしょ!」
というのは、男の子からすると母親に持ちやすい感情ですので、
是非、アプローチの仕方を変えてみてください。
まとめ
いろいろと偉そうに書いてきましたが、
何を隠そう僕自身も
<自己満足>オヤジでした(汗)
息子にサッカーで一番になってほしいばかりに、
僕の意見を押し付ける。
そんな過ちを繰り返していました。
はい、、、すみません。
一人の指導者として、日々こどもたちと接する中で意識していることが、
我が息子にたいしてはできない。。。
ついつい言いたいことをすべて言ってしまう。
それも一方的に。
そうするうちに、
息子の目が輝きを失っていくのを感じました。
こうなるともう最悪ですね。
サッカーをするのは親ではなくこども。
こどもが楽しくサッカーをしてくれたら、
それ以上望むことはないんじゃないか。
そう改心し、息子との向き合い方を変えました。
・息子の言うことを否定しない。
・質問形式での会話。
・シンプル、ショート、クリアに話す。
これらを意識し、これからも息子との「サッカーライフ」を
楽しんでいきたいと思います!
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