少年サッカー ヘディングは危険? 頭部の怪我を守るヘッドガードって?

こんにちは。

ジュンタローです。

こどもがサッカーをしている保護者にとって

怪我はつきものとはいえ、やっぱりヒヤヒヤものですよね!?

とくに頭の怪我は、将来への影響もあって不安!という方も・・・

サッカーのヘディングについては、

こどもの将来的な健康への影響があるとかないとか

なんだか気になる記事を目にすることもあり、

実際のところはどうなんだろう???

と不安に思っている保護者の方もいらっつしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は 少年サッカーにおける「ヘディング」について、

また、「頭部の怪我を守る」という観点で

「ヘッドガード」について書いてみたいと思います。

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こどものヘディングを禁止する国もある!

こどものヘディングについては、

サッカー先進国であるイングランドサッカー協会が2020年2月に、

こどもがヘディングを繰り返すことで

発達中の脳に悪影響を及ぼす危険性があるとして、

11歳以下のこどもがヘディングすることを禁止にしました。

この決定のきっかけになったのは、

同国のグラスゴー大学により、

「元サッカー選手は、認知症やパーキンソン病などの脳の病を発症して亡くなる確率が一般の人に比べて約3.5倍高い」

との調査結果が出たからだそうです。

ちょっと怖いですね。。。

同様にアメリカでも、

2016年1月に作成されたガイドラインにて

10歳以下のこどものヘディングは禁止とし、試合でヘディングした場合は

相手チームへフリーキックが与えられるというルールになっています。

実際に僕自身も、

中学生の頃でしたが ヘディングをした際に、

「星」が見えました。

マンガとかでよくある、頭をぶつけたりしたときにでる

「アレ」です☆

脳が揺れているのも感じたような・・・

日本サッカー協会(JFA)の方針は?

アメリカやイングランドに習い、日本でも、

日本サッカー協会が2021年4月に、

ヘディングが脳にダメージを与える恐れがあるとして

こどもたちの練習を制限し、適切なメニューを促すガイドラインを発表しました。

幼児や小学校低学年では

風船やゴムボールをおでこに当てるような遊び感覚のメニューを推奨し、

学年が上がるにつれて

段階的にサッカーボールを使用するよう呼びかけています。

※日本サッカー協会の発表したガイドラインはこちら

とはいえ、

まだまだ普通にヘディングの練習をしている

小学生のチームを見かけることがあります。

ヘディングをしなければ大丈夫?

では、ヘディングをしなければ、こどもの頭は守れるのでしょうか?

そもそもサッカーという競技は、

頭をぶつけることが多いスポーツで、

世界的な大会でも、選手が頭を強く打って倒れる場面を

目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

サッカーでは、

頭部の外傷の半分は接触プレーが原因で起こります。

僕自身、

これまでの選手生活において2度、頭を強く打って倒れ、

1度は顔面骨折(右半分、こめかみから口の上までの範囲を骨折)

を伴いました(汗)

できることなら、

こどもたちはもちろん、みんなに怪我はしてほしくないですよね。

防げる怪我はできる限り防ぎたいと思うのが

親のホンネだと思います。

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ヘッドガードを利用しよう!

頭部への怪我を防止するために、

また、頭部へのダメージを和らげるアイテムとして

「ヘッドガード」があるのをご存じですか?

テレビ番組の「逃走中」とかで出演者が頭に付けているやつ、

そう、あれが「ヘッドガード」です!

ヘッドガードの着用はルールでも認められていて、

国際サッカー連盟(FIFA)は2003年8月に、

「ヘッドギアなどの現代的プロテクターは危険ではなく、着用を認める」

と通達を出しました。

日本では、

全国に150校以上を展開する「クーバー・コーチング・サッカースクール」が

2005年からヘッドガードの着用を開始し、

その結果、頭部の怪我が劇的に減ったと発表しています。

また、実際に行われたあるテストでは、

特定のブランドのヘッドギアは

頭部への衝撃を70%以上も和らげることが明らかになっているそうです。

こどもの、頭部への怪我が心配な親御さんは、

一度試してみることをオススメします!

※「クーバー・コーチング」が出しているヘッドガードはこちらをクリック

まとめ

今回は、

こどもの「ヘディング」に関する危険性や各国の対応、

頭を守るための「ヘッドガード」について

書いてみました。

こどものころはとにかく、

・楽しく!

・安全に!

・上達してほしい!

と誰もが願うはずです。

まずは保護者の皆様が「ヘディング」に関する正しい知識を身につけ、

こどもたちが安全にサッカーを楽しめる環境を

一緒に整えていきましょう!

 

※少年サッカー「親の口出しはどうしたらいい?」はこちら

※少年サッカー「ほどけない靴ひもの結び方」はこちら

 

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