こんにちは。
ジュンタローです。
少年サッカーにおける練習内容について、
「1人でできる練習ってどんなのがおススメですか?」
「どんな練習をしたらじょうずになりますか?」
と聞かれることがよくあります。
「サッカーがもっとじょうずになりたい!」
「チームでレギュラーをとりたい!」
「次の試合にゼッタイ勝ちたい!」
など、
サッカーをしているこどもたちや保護者の方々には
それぞれ「目標」があると思います。
そこで今回は、
チーム練習やサッカースクールでの練習とは別に、
低学年が1人でできる練習(自主練)の内容について、
私の経験上、おススメであり、効果的と思えるものをご紹介します!
スポンサーリンク目次
基礎練習は「ボールマスタリー」がおすすめ!
基礎練習としてぜひおすすめしたいのが
「ボールマスタリー」。
ボールマスタリーとは、
足のあらゆる部分で(足裏、インサイド、アウトサイドなど)、
さらに
左右両方の足でボールを巧みに操り、
ボールを自由自在に支配できる能力を高めるトレーニングです。
いわゆる「基礎練習」として
ぜひ取り入れていただきたい練習です!
この「ボールマスタリー」は
「反復」がキーワード!
このボールマスタリートレーニングを何度も繰り返し行うことで
ボールをタッチするときの感覚「ボールフィーリング」が身につき、
正確なキックやファーストタッチ、
ドリブルの技術が向上します。
※ボールフィーリングとは・・・
「どのくらいの強さでタッチすると、ボールがどのくらい動くのか?」(タッチの強弱)や
「足のどの部分で、どのくらいの角度でタッチすると、どの方向にボールが動くのか?」(タッチの角度)
を感覚的に知ることを言います。
この「キック」や「ファーストタッチ」、「ドリブル」の技術は
サッカーにおいては「コアスキル」と呼ばれ
まさに「土台」となる技術ですので早めに身につけるべきスキルです!
なぜボールマスタリーが必要なのか?
上記で書いたように、
サッカーをプレーするうえで必要な基礎的な技術を
「コアスキル」と呼びます。
この「コアスキル」は一般的に、
①ボールを運ぶ(ドリブル)
②ボールを止める(ファーストタッチ)
③ボールを蹴る(キック)
の3つです。
この3つの技術を身につけるために、
また、向上させるために、
ボールを自在に支配するための「足元の技術」
が絶対的に必要になってきます。
この「ボールを自在に支配する」ためには、
自分の利き足だけでなく、
左右両方の足でボールを扱えるようにすることも必要で、
この技術を養うための効果的な練習方法が
「ボールマスタリー」なのです!
ボールマスタリーの技術が向上することで受けられる3つの恩恵
①ボールフィーリングが身につく!
「ボールマスタリー」の技術が向上することによって
得られる恩恵の1つは、
「ボールフィーリング(ボール感覚)」が身につく!
という点。
ボールフィーリングが身につくことによって、
正確なキックやファーストタッチ、
ドリブルの技術が格段に向上します。
いわゆる、
「ボールコントロール能力」の向上です。
②自信がつく!
また、
ボールを自在に支配できるようになることによって
まわりを観る余裕が生まれ、
ボールを相手に奪われることが少なくなるとともに、
1対1の場面では
相手に「勝つ」ことができるようになります。
その結果、
プレーに対する「自信」がつき
自信がつくことで「余裕」が生まれ
余裕が生まれることによって
練習や試合の中でも相手より「優位」な立場
でプレーすることができるようになるのです。
そう、第二の恩恵は「自信」です。
今まではボールが来たら慌ててしまって
何もできないでいた子も
(もしくは「ボールよ来るな!」と思っていた子も)
自分の足元の技術に「自信」が持てるようになることで、
精神的にも余裕をもってプレーすることができるようになる
のです。
③コーディネーション能力の向上!
さらに、
ボールマスタリーの練習を行うことで、
身体のバランス、両足の感覚が養われ、
「コーディネーション能力」が向上します!
ボールマスタリーを行うことによって得られる恩恵の3つ目は、
「コーディネーション能力の向上」です!
スポンサーリンク1人で今日からできる練習はコレだ!
ボールタッチ
左右両方の足裏で交互にボールの上をタッチする動き。
ボールの「置きどころ」に注意しながら、
リズムよくボールに触れる感覚をつかもう!
トータップ
左右両方の「インサイド」で順番にボールをタッチする動き。
胸を張って上体を起こし、
ひざを軽く曲げてつま先立ちで走るようにリズムよく連続でタッチしよう!
スライド
足裏でボールを外側へ滑らすように転がし、
インサイドでボールを止める動き。
反対側の足を同じ方向へステップさせながら、リズムよく行えれば◎!
カットドリブル(片足)
インサイドとアウトサイドで交互にボールにタッチしながら、
「ジグザク」で前へ進む動き。
ボールの「置きどころ」と「タッチの強さ」
を意識しながら、リズムよく行えれば◎!
カットドリブル(両足)
左右両方のインサイドとアウトサイドを使って
「ジグザク」に前へ進む動き。
右足から左足、左足から右足へと足を変えるときに
素早い動きができるようになればOK!
おススメのテキスト本
ここでは、
私がおススメする書籍をご紹介します。
① ジュニアサッカー クーバー・コーチング
キッズのトレーニングメニュー集
ボールマスタリー34【DVD付き】
|
※うまいパスやフェイント、
ファーストタッチを成功させたいと願っているこどもたちが、
自主的に短時間で行える練習メニューを収録。
キッズ年代に適した書籍で、
サッカー選手に必要不可欠な基本となる技術を身につけることができる。
② ジュニアサッカー クーバー・コーチング
キッズの一人でできる練習メニュー集
ボールマスタリー45【DVD付き】
|
※まわりよりも上達したい!
そんなジュニアプレーヤーたちのために
「個を育てる」育成メソッド「クーバー・コーチング」
で取り入れられている“自宅で”、“一人で”できる練習メニューを紹介!
※サッカー用品の通販はこちら
シューズからウエア、ボール、すねあてなど、圧倒的な品揃え
↓↓↓
まとめ
ボールマスタリーは、
年齢や現段階でのスキルレベルに応じたエクササイズを選び、
個々のペースで練習ができるという点で、
1人でする「基礎練習」としてはベスト
と言えるのではないかと思います。
ボールマスタリーの練習を日々行うことで、
サッカー選手に必要な基礎的な技術(コアスキル)
が身につき、
その結果として「自信」も生まれ
新たなことに臆することなく
どんどんチャレンジしていく選手が育つことでしょう。
こどもたちがもっともっとサッカーを好きになるためにも、
ぜひボールマスタリーの練習を取り入れてみてください!
スポンサーリンク
コメントを残す