少年サッカーのチーム選びで気を付けるポイントはココだ!

こんにちは。

ジュンタローです。

こどもたちの所属チームを決める際に、

「どんなチームがこの子に合っているのだろうか?」

「どんなチームなら伸び伸びと楽しんでサッカーができるのだろうか?」など、

いろいろと悩み、

インターネット等で調べられる保護者の方も多いと思います。

「ぜったい、強いチームがいい!」

「弱くてもレギュラーで試合に出られるチームがいい!」

「保護者のお茶くみ当番などがないチームがいい!」

などなど、

サッカーをしているこどもたちや保護者の方々には

それぞれの希望や優先順位もあると思います。

ましてや、

これからサッカーを始めようとする新小学1年生などは、

親の決定(チーム選び)が「はじまり」になります。

そこで今回は、

こどもの所属チームの選び方について、

これまでの相談事例や

実際に現場で起こったこと(見てきたこと)を踏まえた上で、

ご紹介します!

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チームの種類について

チームを選ぶ前に、

まずはどんなチーム(種類)があるのかを整理しておきましょう。

基本的に、

「チーム」と呼ばれる組織には下記の3つがあります。

①Jリーグの下部組織チーム

②クラブチーム

③少年団チーム

①のJリーグ下部組織はその名の通り、

「Jリーグチーム」が運営しているチームで、

入るための「セレクション(試験)」があります。

よって、

チームというくくりの中では「最難関」であり、

小学校で例えるなら、

「お受験をして入学する私立学校」

といったイメージです。

当然、レベルの高い選手が集まってきます。

関東で言えば、

「東京ヴェルディ」や「浦和レッズ」、「川崎フロンターレ」などが

このJリーグ下部組織にあたります。

この「Jリーグ下部組織」は 小学3年生くらいからが対象となります。

よって、最初の所属チーム選びについては、

②のクラブチームか、

③の少年団チームか、

ということになります。

一般的には、

少年団チームよりクラブチームの方がレベルが高い

と言われることが多いようですが、

私がこれまで見てきた経験上、

必ずしもそうではないとハッキリ言えます。

この2つの最も大きな違いは、

月々の「お月謝」と「保護者の関わり方」

にあるのではないでしょうか。

クラブチームには専属のコーチやスタッフが在籍し、

練習時や試合のときのこどもたちの世話や雑用、連絡案内等、

すべてをクラブスタッフが担当します。

一方で、少年団チームでは

保護者(主に父親)がコーチとしてこどもを指導し、

保護者(主に母親)が練習や試合、合宿等の連絡、雑用を担当することが多いです。

加えて、

公式戦や練習試合での「審判」も保護者(主に父親)が担当します。

こういった事情から、

②のクラブチームでは③の少年団よりも

「お月謝」は高めに設定されており、

月1万円程度が相場です。(少年団チームのお月謝は、月数千円程度)

チーム選びのポイントはコレ!

こどもたちにとってチーム選びは、

サッカーが上達するかどうかの最も大切な「ポイント」の1つとなります。

ましてや、

これからサッカーを始めようとしている小さなこどもたちにとって、

サッカーへの入り口である「サッカーが大好きになる」かどうかは、

すべて“チーム選び”にかかっているといっても過言ではありません。

僕が考えるチーム選びのポイントは、下記5つです。

1.家から無理なく通える範囲(距離)にあるか

2.指導者(コーチ)の言葉遣いや立ち居振る舞いに感心できるか

3.こどもが楽しんでサッカーに取り組めているか

4.常に試合に出られているか

ここからは、

チーム選びのポイントについて、1つ1つ解説していきますね!

1.家から無理なく通える範囲(距離)にあるか

自宅から遠く、電車やバス、または保護者の自動車等での送迎で

移動時間の長くかかる場所でのチーム活動はお勧めしません。

お父さん、お母さんの負担が大きいことはもちろんですが、

何よりもこどもたち自身への体力的な負荷が大きく、

体力的にきついと感じる「活動」は

長くは続かない傾向にあると思います。

これは、お父さん、お母さんにも同じことが言えます。

負担の大きい活動は、どうしてもストレスを感じ、

長くは続かないもの。

自宅から近く、仲間(友人)と一緒に徒歩、

または自転車で参加できる範囲(距離)にあるチームが理想です。

2.指導者(コーチ)の言葉遣いや立ち居振る舞いに感心できるか

サッカー界でもいまだに

「オラオラ口調」

の指導者は少なからず存在します。

我々が育ってきた環境と現在では明らかに違い、

残念ながらその環境の変化についていけていない

(または昔はよかった!と今でも本当に思っている)

指導者はいまだにいるようです。

こどもたちへの指導(コーチング)において、

適切ではない言葉遣いや立ち居振る舞い

が見受けられる指導者の下での「サッカー」は

避けた方がよいでしょう。

実際に、

ベンチから大声でこどもたちを罵倒したり、

1つのミスに対して

いつまでもこどもを責め立てる指導者の下で

サッカーをしてきたこどもは、

平気で仲間や対戦相手に対して暴言を吐いたり、

大人の見えないところで人に「嫌がらせ」

をする傾向にあることを、

私は身をもって経験してきました。

「環境がこどもを育てる」

とはよく言われますが、

大人(指導者)が正しい姿勢を見せることは、

指導において最も大切なことの1つだと思います。

是非、

「自分のこどもをあのコーチに預けてもよいか」

という視点で、

チームの指導者やスタッフを観察してみてください。

3.こどもが楽しんでサッカーに取り組めているか

これについては、改めて言うまでもありませんね。

まずは希望するチームへ「体験参加」し、

そこでの仲間や指導者(コーチ)と一緒にプレーすることで感じとる

「肌感覚」を確かめてください。

言うなれば「相性」です。

これからともに切磋琢磨し合うであろう仲間との相性、

コーチとの相性、

その場所との相性、

練習内容との相性、

などなど。

こればかりは理屈ではなく

「感覚的」なものです。

体験練習が終わったあと、こどもが

「楽しかった!僕、ここでサッカーしたい!!」

と笑顔でいえば相性バツグンです!

4.常に試合に出られているか

「試合に出続ける」ことは

上達への最も重要なポイントです。

育成年代(成長過程)においては

当然ながら「発達途上」であり、

常にトライ&エラーの繰り返しです。

「Game as a Teacher」

「試合は最高の先生」

という言葉が示す通り、

真剣勝負の試合から得られる学びは、

上達するための最も重要な要素となります。

よって、

常に試合に出続けられる環境(チーム)

を選ぶことは重要です。

「強いチームに入って全国大会へ出たい!」と思っても、

自分自身が試合に出られないのであれば、

それはチームが強いのであって

自分が「強い」わけではありませんよね。

もちろん、

サッカーにおいて「勝ち負け」は大切ですが、

育成年代のこどもにとってはそれ以上に

「成長」が大切です。

常に試合に出場できる環境で、

個々のスキルアップを第一に取り組めるチームを見つけましょう!

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まとめ

以上、

こどものチーム選びのポイントについて、

1つ1つ私の見解(考え)を述べさせていただきました。

家から無理なく通える範囲(距離)にあるか

指導者(コーチ)の言葉遣いや立ち居振る舞いに感心できるか

こどもが楽しんでサッカーに取り組めているか

常に試合に出られているか

これがすべてとはもちろん言いませんが

「サッカーの入り口」として、

幼稚園生のこどもたち、または小学1年生のこどもたちのチーム選びについては、

是非参考にしていただきたいと思います。

何よりも、

サッカーでこどもたちの人生がより豊かなものになることを願っております!

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