少年サッカー 対人・接触プレーを怖がる子への対処法はこれだ!

こんにちは。

ジュンタローです。

相手との接触プレーをこわがる子っていませんか?

「うちの子、どうしてボールを取りにいかないんだろう・・・」

「あー、どうしてそこで逃げるの・・・」

と思ったことのあるお父さん、お母さんも

きっと多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

接触プレー、対人プレーをこわがる子、

逃げてしまう子に対する声のかけ方、

対処法についてご紹介させていただきます!

ではどうぞ!

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サッカーは「接触プレー」を避けては通れない!

サッカーをプレーする上では当然、

相手選手との「接触プレー」

を避けては通れませんよね。

野球のように、

攻撃と守備が分けられているスポーツ

ではないですし、

バレーボールのように、

プレーする「エリア」が分けられているスポーツ

でもありません。

サッカーは、

1つのボールを相手チームの選手と奪い合う競技

のため、

当然、相手選手との「接触」が起こります。

なぜ、こわがるのか?

では、

どうしてボールを取りに行かない(行けない)のでしょうか?

答えは単純!

「痛い」からです。

そして、「こわい」からです。

ボールが当たったり、蹴られたりしたら

おとなでも痛いですよね、、(笑)

うちの子もそうでした。。。

小学2年生の秋ごろだったかな、、、

ずっと歯がゆかったこともあり、息子に、

「どうして〇〇はボールを取りに行かないの?」

「相手がドリブルしているのに、どうしていつも並んで(横を)走って見てるの?」

と聞いたことがありました。

すると、返ってきたこたえは

「ボールが当たると痛いからヤダ!」

「・・・・・」

そうだよなー

ボールが当たったり蹴られたりしたらイタイよなー

と妙に「納得」してしまいました(苦笑)

原因は?

そういえば、1年生のとき

キック力のある子の蹴ったボールが

お腹にまともに当たったことがありました。

声を出して泣いていたっけ、、、

きっと、

それが「トラウマ」になっているんだろうな。。。

 

また、息子の仲の良いともだちも、

「当たると痛いからヤダ!」

と言って、

ボールを取りに行かない子でした。

その子の場合は、

ボールがお腹に当たったり、

相手選手のカラダが自分に当たる経験をしていない(経験が少ない)

ことから、

必要以上に怖がる傾向にあったように思います。

そう、

イメージというか、見ている印象から想像し、

「きっと痛いんだ!」

「痛いハズだ、、、」

と。

そこで、いろいろと考えた結果、

以下のようなことを試してみました。

どう対処したか(何をしたか)?

① 手押し相撲(ておしずもう)

相手(他人)との体の接触に慣れさせる方法として

「手押し相撲」を取り入れました。

みなさんも一度は経験したことがあるでしょう。

「遊びながら」相手の体に触れること(接触)に

抵抗がなくなっていくことを狙いとしました。

② 2人組での体当て(ショルダーチャージ)

次は、実際に「体を当てる」練習です。

仲の良いともだちと2人組になり、「肩を当て合う」練習、

一般的には、「ショルダーチャージ」といわれるものです。

はじめはボールを使わずに、

「1・2・3」の掛け声で

肩と肩をぶつけ合うやり方です。

このとき、

「ひじ」が相手の体に当たらないよう注意しましょう!

おそらく、

体を当てるのがこわいため(もしくは肩を当てるのがこわい?)、

または、

「より近く」に相手の体がくるのがこわいため、

ひじを出してしまう子がいると思います。

ひじを相手に当ててしまうと、

実際の試合では「反則(ファール)」となりますので、

ひじを出さないように教えましょう!

→ 少しずつ恐怖心を取り除いていきましょう!

③ 相撲(すもう)

3つめは「相撲」をしました。

僕(父親)とです。

体を正面からぶつける「稽古」ですね(笑)

父親が相手ですから、

「恐怖心」なく ぶつかっていけます!

これも、

思いっきり体をぶつける(当てる)ことで、

「他人との接触」に対する抵抗感を

取り除いていくことが目的です。

たまにわざと負けてやることで、

息子に<勝った!>という

「達成感」や「優越感」を持たせながら。

今でも、

家の中で息子とよく「相撲」をして遊んでいます(笑)

布団の上でやるにので、

たまにママに怒られますが、、、

④ 1対1のボールキープ

やっと「サッカー」の練習です(笑)

1対1のボールキープ練習で、

実際にサッカーボールを使った状況での体の当て方、

体の使い方を覚えていきます。

1回15秒程度で十分です。

時間が短い分、

「本気で」ボールを奪い合うよう

声掛けをしましょう!

可能であれば、

初めのうちは「仲の良い」ともだちと、

または、

「体格差」の少ない相手と一緒にできると

抵抗感なく練習に取り組めるでしょう。

⑤ 1対1

次は、より実戦的な「1対1」に挑戦してみましょう!

対峙しての(前から相手が攻めてくる)1対1でも、

同じところから出てくる(相手が横から出てくる)

1対1でも形式は問いません。

④のボールキープとは違い、相手選手の目的は「ゴール」

になりますので、

ゴールを奪われないポジショニング

も意識しながら

ボールを奪いに行けるようになれば

もう大丈夫です!

「1対1」をこわがらないでできるようになったら、

「2対2」や「3対3」など、

徐々に関わる人数を増やしていきましょう!

言葉で伝えたこと

上記のように、

他人との「体の接触」を実体験させたこと以外にも

理論的に言葉で伝えたこともあります。

そう、

アタマで理解させました。

まず第一に、

少し離れた場所にいるから、飛んでくるボールに当たってしまう

ということ。

相手との距離が中途半端なところにいると、よりボールが当たりやすい

ということを理解させました。

相手の蹴ったボールは真上には飛ばないこと、

蹴られたボールは、「こういう角度で飛んでくるんだよ」と。

だから、離れればそれだけお腹や顔に当たる危険があるんだよと

教えました。

では、どうしたら良いのか。

こたえは、

相手にボールを蹴らせないこと!

そう、蹴られない、蹴らせない距離まで

相手との距離を縮めることです。

「プレッシャーをかけにいく」ことで、

相手にボールを蹴らせない!

または、

近くから蹴られたボールは当たっても痛くない!

ということを理解できるように話しました。

相手に近づく(接近する)=相手はボールを蹴れない、

もしくは、蹴られたとしても痛くはない

ということを理解できるように。

 

少し話がそれますが、

同時に、

自分がボールを持っているときは、

相手との接触をしないでプレー出来れば一番いいね!

とも教えました。

当然、こちら側がボールを持っているとき、

相手はプレッシャーをかけてきます。

そのとき、

相手と「接触」をしないで、上手にかわしたい、

要するに、

「タッチされない鬼ごっこ」と同じ要領で

相手から逃げられればいいね!

とも話しました。

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まとめ

相手との「接触」、「対人プレー」をこわがる子への対処法、

僕自身が試してきたことについて書きましたが

いかがでしたでしょうか。

「面白そうだから試してみよう!」

「ちょっとやってみようかな」

と思っていただければうれしいです。

これからも、

こどもたちの笑顔と成長のために

日々、カラダとアタマに汗をかいて

がんばっていこうと思います!

 

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